2023.06.07
土地の話が続きますが
この仕事をしていてつくづく実感していることがありまして。。🙄
それは、多くの方が土地に予算を使い過ぎてしまっているということです。。。
皆さんこんにちは、シンプルノート阿蘇スタジオ 古木です。
土地に予算を使いすぎる原因なんですが、2つあると思っています。
1つは前回お伝えした「南向きの土地にこだわり過ぎること」
そしてもう1つは「必要以上に広い土地を買ってしまうこと」です。
とりわけ、住みたい地域の土地の値段が高い場合、
この2つの要素が組み合わさると、
とんでもないぐらい予算オーバーすることになってしまいますので、
そんな不測の事態に陥らないために
前回に引き続き、このブログをご覧いただければと思います。
では今回は、土地の広さはどれくらいが適切なのか?
についてお伝えしていきたいと思います。
別の言い方をすると、自分がどんな家を建てたいのかを
ある程度把握した上で土地は探したほうがいいという話です。
土地にも形の良し悪しがあるので
この理論が、どの土地でも当てはまるわけではありませんが
必要な土地面積を算出する上で知っておくといいことが、
敷地は家が建つところと駐車場部分と家の周囲に出来る余白の
3つから出来ているということです。
そして、駐車場に関しては1台につき約4.5坪必要となります。
計算方法は、2.5m×6m=15㎡、15㎡×0.3025=4.5375坪です。
故、仮にあなたが確保したい駐車場が3台分だとしたら、
4.5坪×3台分=13.5坪、駐車場スペースとして必要だということです。
では続いて、家の周囲に出来る余白についてですが、
この余白とは、境界と家との間に出来る通路のことであり
家庭排水や雨水の配管を通し
エアコンの室外機や給湯器などを置くための場所ですね。
また、家の軒や樋が隣の敷地まで
飛び出さないようにするために必要な余白です。
この余白に関しては、多少の差異は出るかもしれませんが
いつも約10坪ほど必要だと考えるようにしています。
つまり、車を3台置きたいとしたら
13.5坪+10坪=23.5坪が家以外に必要だということになるというわけですね。😅
そして、これに1階の建築面積を合わせた面積が
あなたが探すべき土地の広さだということになります。
いかがでしたでしょうか、
必要な土地面積の算出方法、なるほど!っと納得できる考え方ではないでしょうか。
では次回は、その先にある建物も含めてお話していきたいと思ます。
ではまた、、、